瀬尾まいこ『優しい音楽』
たまたま本屋さんで平積みされていて目についたので買ってみた。
3篇の短編集
帯と表紙の感想
気軽に読めそうな心温まるゆったりした作品集なのかと思っていた
全然違った
え? なんか、どこか不穏というか、「それ大丈夫か?」みたいな状況から始まるから、「帯と表紙のイメージに落ち着くんですかこれ」って気になって、ついつい読んでしまう
やられた!
そして、買って読んでみてよかった
衝動買いセンサーに当たってくれてありがとう
以下若干のネタバレですが
思いがけない、人と人の関わりが、その人たちの日々に新しい色を加える、そんな不思議で3篇。
確かにどの作品も「いやそんなことってさすがになかなかないわ」って設定なのに、「でもそういう人生の奇妙さってあるよね、だからおもしろいよね」って違和感がないところに落ち着く。
絶妙
こんなに短い3篇で心が持っていかれるとは
初めて瀬尾まいこさんの作品を読んだのですが、他の作品も気になってしまった
これも思いがけない奇妙なであい
よろしければぜひ。