思いがけず小説を応募することにしてしまった。
衝動が止まらない理由があったのだ。
いきものがかりの『きらきらにひかる』を元に小説を書く企画という。
この企画を見つけたのは、ちょうどこの曲を『CDTVライブ!ライブ!』でフルコーラスを聴いて心震わせた直後だった。
正確に言えば、配信を購入した後だな。
とにかく長年聴いている彼らの曲の中でもとても響いた。
こんなにタイムリーな興奮状態で、物書き欲が上がらないわけがなかった。
そもそも、私は『YELL』世代だ。
Nコンの課題曲として、たくさんたくさん歌詞解釈をした、思い入れのありすぎる曲だ。
その、水野さんの歌詞と曲に、10年以上経った今の私が挑む。
新曲が課題曲なのも、また同じ。
おもしろいじゃない。
参加賞で構わないから、書かねばと本能が背中を押して押して仕方ない。
ただ小説を書くのは久しぶりすぎてろくに形にならないような不安があった。
いや一晩寝てまた考え直そうと思い何日か過ごしていたが、毎日毎日、頭の中でサビがループ再生されてきてしまう。
こうなったら書くしかない…
ということで現在執筆中。陳腐な設定で書いてしまった気もするのでまだパターン1かもしれないが、何かしらの形でこの歌への愛を届けようと思う。
まあご本人に読まれるほどに残りはしないだろうけどさ。いや残れたら超絶嬉しいし、希望をもつにこしたことないかもしれないけれど。いつものひねくれが出ているが、たぶん心血注いで書いていくことだろう。そういう人間だから。
まあ知り合いには読まれないで済みたいな、今回は…
とにかく私はこの歌をリアルライブ会場で浴びるまでしねない気がしたくらい虜だ。
また生きる理由が生まれちゃったな。