ぐらにん。のひとりがたり

読書などの感想・記録をしてます~ 小説・マンガ・アニメ・ゲームなど

2021年読書履歴

年の暮れをいかがお過ごしですか?

今年もやります、年間読書履歴。

 

今年は個人的に後半は忙殺されて、積読本を増やしているところです。読みかけ本も実は複数あります。最近は以前ほど読書する元気がない時もあって、ゆる本チョイスが増えた感じがします。ますますハードな本を積む(苦笑)

あとは、逆に普段の自分なら選ばない本とか、たまたま手を伸ばせたから読んだ本とかも多いです。久々に2周目で読んだ本とかも。

それなりに色々読んでみた気がします。

それと、電子書籍で漫画を読むことがだいぶ馴染んできた年でした。

ですので、今回からは冊数カウントやめます。何を読んだのかの記録の方が大事なので。あとで続きを読むためにも!

 

今年のベスト本も選びきれないので各部門別にコメントします。

 

漫画

ゴールデンカムイ(17)-(27)』野田サトル 集英社

ゴールデンカムイ公式ファンブック 探索者たちの記録』野田サトル 集英社

BLEACH(19)-(21)』久保帯人 集英社

銀魂(1)-(5)』空知英秋 集英社

『呪術廻戦(1)』芥見下々 集英社

『魔入りました!入間くん(1)-(4)』西修 秋田書店

『舞妓さんのまかないさん(1)』小山愛子 小学館

ちはやふる(1)-(3)』末次由紀 講談社

進撃の巨人(1),(33)-(34)』諫山創 講談社

はたらく細胞(1),(6)』清水茜 講談社

聖☆おにいさん(19)』中村光 講談社

『恋じゃないなら名前をつけて(1)-(3)』篠丸のどか 講談社

『大家さんと僕』矢部太郎 新潮社

『大家さんと僕 これから』矢部太郎 新潮社

月刊少女野崎くん(13)』椿いづみ スクウェア・エニックス

『碧いホルスの瞳 男装の女王の物語(1)』犬童千絵 KADOKAWA

ハクメイとミコチ(6)』樫木祐人 KADOKAWA

ハクメイとミコチ ワールドガイド 足下の歩き方』樫木祐人 KADOKAWA

『喰う寝るふたり住むふたり続(1)』日暮キノコ コアコミックス

 

  • 進撃をリアルタイムで最終回を読めた。連載を直前だけでもちゃんと追って最終回を迎えたのは初めて。
  • しばらく溜めてたゴールデンカムイを一気に追いついた。展開が面白いしすごいぞ!!と読めてしまう。最終章、どうなるの??
  • アニメから漫画にやってきた作品が複数あるのが珍しい(魔入間、舞妓さんち、はたらく細胞)
  • 『喰う寝る』の続編!
  • 篠丸のどか先生の新作『恋つけ』!
  • 今年は難しいけど、うっかり続きも読んでみたい作品を1巻に手を出しすぎた
  • 来年はアニメ新シリーズまでにBLEACHを追いつきたい

 

小説

ラッシュライフ伊坂幸太郎 新潮社

『ターン』北村薫 新潮文庫

きよしこ重松清 新潮文庫

『点と線』松本清張 新潮文庫

『格闘する者に◯』三浦しをん 新潮文庫

時をかける少女筒井康隆 角川文庫

クドリャフカの順番米澤穂信 角川文庫

写楽殺人事件高橋克彦 講談社文庫

『優しい音楽』瀬尾まいこ 双葉文庫

 

  • 積読本を結構読んだ
  • 『点と線』が名作たる所以がよくわかった。長編超大作じゃないのにあのスケール感とわくわくはすごい。松本清張、初めて読んだけどもっと読んでみたい
  • 積読してた『ラッシュライフ』を前情報なしで読んだらとんでもない化物作品だった… 何が起こるのどうなっちゃうのそうきたかー!そこつながっちゃう!?のすごさ。クセ強いけど読んで。
  • 写楽~』は日本史かじった人ほど楽しいと思うし、「どこまでが事実でどこからが創作??」ってくらいの辻褄に驚いた
  • クドリャフカ古典部シリーズここまで読めたからそろそろアニメ『氷菓』を全話観て良かろうとまだ観てない…
  • きよしこ』ついにドラマ化でドラマ観てから十数年ぶりに改めて読んだ。ドラマも原作の雰囲気を継承していて良かったし、ドラマに入りきらなかったエピソードも読んでほしい。やっぱりいい。
  • 短編集『優しい音楽』を読んではまって瀬尾まいこ作品を漁る気がする… 中毒性 新春ドラマも絶対観る

 

新書

『人類5000年史Ⅱ』出口治明 ちくま新書

『人類5000年史Ⅲ』出口治明 ちくま新書

『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一  守屋淳 訳 ちくま新書

『知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと』立花隆 文春新書

イミダス 現代の視点2021』イミダス編集部 集英社新書

『たちどまって考える』ヤマザキマリ 中公新書ラクレ

『「筋肉」よりも「骨」を使え!』甲野義紀 松村卓 ディスカヴァー携書

『ニュースの"なぜ?"は日本史に学べ 日本人が知らない76の疑問』伊藤賀一 SB新書

 

  • 『人類5000年史』シリーズは横並びに世界各地を見るので世界のつながりが想像しやすくて楽しい。Ⅳが出たからまた読むぞ
  • 論語と算盤』は渋沢の発想が興味深かった。ちょっと自慢口調入るけど大成した人が晩年に実績を根拠に言ってるんじゃあ仕方ないな。『青天~』途中までしか観られてないのでちゃんと観たい
  • 『知の旅~』立花隆の晩年の「こんなことやったり書いたりしてきた」な本。文章が面白すぎて、ついついちゃっかり紹介(宣伝?)してる本も複数ピックアップして読む気になっている。

 

その他

かいけつゾロリの ゾワゾワゾクゾク ようかいまつり』原ゆたか  ポプラ社

『ゆる神様の神社ナビ ころころ古事記松尾たいこ かざひの文庫

『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 幻冬舎

『今こそ必要な100のことば みんなのたあ坊の哲人訓』辻信太郎 サンリオ

『初心者からプロまで一生使える 伝わる文章の基本』高橋廣敏 総合法令出版

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海 ダイヤモンド社

 

  • ゾロリを久々に最近の読んでみようと思って読んだらやっぱりおもしろすぎる。最近のアニメの3期も期待大。
  • 『ゆる神様~』は図書館で借りて読んだけど、これは携帯して出雲・日向・伊勢を中心に神社巡りしたい本だった! 古事記初心者にやさしいので助かる。
  • 「案外読んでなかったけど普段なら読まないな」な本も読んだ感

 

各分類とも雑記なのに長くなりました。

私の多読にしては覚えているなと思ったので、印象的な本が多かったりしたようです。

さて新しく手を出してしまったものが多かった今年、来年の読書ライフはどうなるのか…?

『優しい音楽』読了

瀬尾まいこ『優しい音楽』

たまたま本屋さんで平積みされていて目についたので買ってみた。

3篇の短編集

 



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帯と表紙の感想

気軽に読めそうな心温まるゆったりした作品集なのかと思っていた

 

全然違った

 

え? なんか、どこか不穏というか、「それ大丈夫か?」みたいな状況から始まるから、「帯と表紙のイメージに落ち着くんですかこれ」って気になって、ついつい読んでしまう

 

やられた!

そして、買って読んでみてよかった

衝動買いセンサーに当たってくれてありがとう

 

以下若干のネタバレですが

 

思いがけない、人と人の関わりが、その人たちの日々に新しい色を加える、そんな不思議で3篇。

確かにどの作品も「いやそんなことってさすがになかなかないわ」って設定なのに、「でもそういう人生の奇妙さってあるよね、だからおもしろいよね」って違和感がないところに落ち着く。

 

絶妙

 

こんなに短い3篇で心が持っていかれるとは

 

初めて瀬尾まいこさんの作品を読んだのですが、他の作品も気になってしまった

 

これも思いがけない奇妙なであい

 

よろしければぜひ。

気になった本を記録する

本って、気になったけどすぐ手元で読もう!ってすぐならないこと、ありません?

「いやぁ買う勇気はな…」

「図書館にないかな」

「古本屋であったりして」

「実物見ないで電子でばーんと買うのはな」

「かといって、見てない本をばーんと通販するにも送料が…」

「ごめん今月の所持金が…」

などなど

 

私も、いくら最近散財の機会が本くらいになったとはいえ、新刊でばーんと買う余裕が前ほどはなく… そして図書館などの他の方法を敬遠しがちで、ついつい無料配信中の漫画を電子書籍で読み漁っています(もちろん気になった作品は続きの購入につながってしまいますが苦笑)

それと積読本を消化…できないままですね…

 

そうなると、じゃあいずれ読んでみたい本くらいチェックしておこうと、最近思うようになりました。読んだ本は半年ごとに記録すれば続刊の確認に利用できていたのですが、そうじゃない本って、私も意外と記録してないんですよね…

 

で、私はhontoのアプリを使っているので、本を検索しては『ほしい本』に追加しています。買えるタイミングが来たら購入手続にすぐ進めるし、読みたい本がどれくらいあって何を優先するか、買うのか考えるのに一覧になって都合がいいです。

 

最近、立花隆さんの『知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと』で初めて立花さんの著書を読んだのですが、これが晩年のエッセイで「あんな本もこんな本も書いたよ、よかったら読んでね」と誘惑の塊で笑

出版社の壁を越えて著作を紹介しているので「とんでもない宣伝だな」とも思うのですが、まんまと引っかかったのも私です。

 

それで、立花さんの本で気になる作品がいっぱいあって、先ほどぼんぼこ記録してきました。あれ? 当初の想定より冊数増えてるな…?

 

この本の最後に2018年までの年譜があって、実質、著作一覧にもなっているのでとても便利でした! 仕事がうまい。

 

そういうわけで、本が好きな人は読みたい本の記録もいいかもです。今時は絶版になる代わりに電子書籍化する場合もあるので(電子書籍がそもそもない場合もあるけど)、気軽にリストアップはいかがでしょう?

トイレで忘れ物スマホ遭遇しやすい

やたら遭遇するのですが、一般的にはどうなのでしょうか?

今日のも合わせて6回は預かってもらう場所に届け出ています。

 

個人的には携帯を届けるのは使命だと思ってやっています。

別に真面目とかそういうのではなくて、理由があるのです。

 

私もうっかりガラケーを電車に置き忘れたことがあります。慌てて降りたんですね。

それで買い替えたのですが、その後に帰ってきたんです!! まさかの!!

 

親切な方もいらっしゃるのですね。

警察にも感謝です。

 

ガラケーだったからかもしれませんが。

 

それ以来、携帯の忘れ物は見つけ次第、「ほら、お前が届けろって言ってんぞ」と感じてしまうんです。

 

ちなみに貴重品じゃなかったらそのまま放置してた方が取りに戻って来るかも、って思っちゃうタイプです。全然善良市民ではない。

 

そんなことをまた遭遇して思い出しました。

カラオケで叫ぶなら

今週のお題「叫びたい!」 に因みまして。久しぶりの投稿です。

カラオケしばらく行けてないんですよね~ お店の応援しに行きたい私と、うっかりウイルスを持ち込むリスクを天秤にかけてしまいます。 前の宣言解除時期にカラオケ店に一人で行った時は、衛生管理の徹底ぶりに感動しました… そこでは安心感がすごかったです。また行きたい

で、カラオケでしばらく絶叫してないって話で、みなさまは絶叫したい時は何を歌うのかなって、気になるところです。

一例として。 私の場合は、 miwa『chAngE』 SCANDAL『瞬間センチメンタル』 高橋優『泣ぐ子はいねが』 ですね。

あとは、『叫ぶ』とは違うのですが、『声を張って気持ちよく歌う』の意味では、 いきものがかり『風が吹いている』 がいいですね~ 最後のロングトーン、あれ歌いきるとほんと気持ちいいです。一人カラオケの鉄板になりました。歌った感がすごい。 だいたい1曲目にぶちかまして満足してます。 披露の機会はないままです(曲の長さもあり…) 何かまた鉄板になりうる曲を模索する期間にしましょうかねぇ。

長い夜は紙書籍を暗がりで

今週のお題「眠れないときにすること」

間接照明とか柔らかい暗がりの中、紙書籍を読むのと、いい感じの眠気がきます。 特に、漫画よりも活字。 小説とか新書。

読書としては集中してできるわけじゃないので、しっかり読むというよりは「あとでまた同じところ読み直すかもな~ まあ、いっか~」です。

むしろうっかりわくわくしちゃう本を選ぶと眠れなくなるので。

もしもうっかり読みふけって夜もふけってしまったあなたは。

TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND feat. 高野寛 『Book-end, Happy-end』

の歌詞をどうぞ。 TVアニメ『ガイコツ書店員 本田さん』ED主題歌 「Book-end, Happy-end」 MV Fullsize/TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND feat.高野 寛 - YouTube

そして、これがEDとなるアニメ『ガイコツ書店員 本田さん』及び原作漫画もぜひどうぞ。

2021年前半読書履歴

半年ごと恒例のまとめです。

先日掲載したところ、投稿日がおかしくなっていたので、改めて載せます。

 

今期は漫画が少なく、小説や新書をがっつり読んでました。合計冊数は22冊と少ないですが、内容は濃厚です。

 

今期の推し本4冊です。

進撃の巨人(34)』諫山創

ラッシュライフ伊坂幸太郎

『点と線』松本清張

ハクメイとミコチ ワールドガイド 足下の歩き方』樫木祐人

 

上3作はすべて伏線回収が素晴らしい作品です。3作とも、うまく繋がっていくのに気づいてしまうと快感が止まらない。トンデモ作品です。どうしたらこんな作品が書けるのか。恐ろしいほどに構築されているので、ページを戻るのが楽しい。特に小説2作は紙書籍で読むのがおすすめ。

3作とも、この先の読書人生でも「この本トンデモ作品だったなぁ」と間違いなく思い続けるものたち。

 

ハクミコ副読本は6巻までのエピソードが入っているので、6巻を読めたついでに読んだら濃厚でした。細かい世界観の設定が丁寧に書かれているので、ついつい既に読んだ巻を読み直し始める始末… 飯テロシーンの再現だけでなく、衣装構造、町や国の世界観設定、などなど生活が見えるから楽しいです。

 

結局、4作とも、読み込みが楽しい作品を選んでいました! じっくり深掘りタイプの本を読む時期だったようです。沼がたくさん見つかって豊作でしたね。

 

以下、ジャンル別に追っていきましょう。

 

漫画

ゴールデンカムイ(17)』野田サトル 集英社

『呪術廻戦(1)』芥見下々 集英社

進撃の巨人(1),(33)-(34)』諫山創 講談社

はたらく細胞(1),(6)』清水茜 講談社

聖☆おにいさん(19)』中村光 講談社

『恋じゃないなら名前をつけて(1)』篠丸のどか 講談社

『大家さんと僕』矢部太郎 新潮社

『大家さんと僕 これから』矢部太郎 新潮社

ハクメイとミコチ(6)』樫木祐人 KADOKAWA

ハクメイとミコチ ワールドガイド 足下の歩き方』樫木祐人 KADOKAWA

 

小説

ラッシュライフ伊坂幸太郎 新潮社

『ターン』北村薫 新潮文庫

『点と線』松本清張 新潮文庫

『格闘する者に◯』三浦しをん 新潮文庫

 

坊っちゃん夏目漱石

 

新書

『人類5000年史Ⅱ』出口治明 ちくま新書

『人類5000年史Ⅲ』出口治明 ちくま新書

『たちどまって考える』ヤマザキマリ 中公新書ラクレ

 

その他

『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 幻冬舎

『初心者からプロまで一生使える 伝わる文章の基本』高橋廣敏 総合法令出版

 

実は7月に2冊の小説を読み終わっています。

でも、半年分読んでのベスト本を選んで語って本稿は完結しているので、その2冊は年末にお伝えします。お楽しみに。