半年ごと恒例のまとめです。
先日掲載したところ、投稿日がおかしくなっていたので、改めて載せます。
今期は漫画が少なく、小説や新書をがっつり読んでました。合計冊数は22冊と少ないですが、内容は濃厚です。
今期の推し本4冊です。
『点と線』松本清張
上3作はすべて伏線回収が素晴らしい作品です。3作とも、うまく繋がっていくのに気づいてしまうと快感が止まらない。トンデモ作品です。どうしたらこんな作品が書けるのか。恐ろしいほどに構築されているので、ページを戻るのが楽しい。特に小説2作は紙書籍で読むのがおすすめ。
3作とも、この先の読書人生でも「この本トンデモ作品だったなぁ」と間違いなく思い続けるものたち。
ハクミコ副読本は6巻までのエピソードが入っているので、6巻を読めたついでに読んだら濃厚でした。細かい世界観の設定が丁寧に書かれているので、ついつい既に読んだ巻を読み直し始める始末… 飯テロシーンの再現だけでなく、衣装構造、町や国の世界観設定、などなど生活が見えるから楽しいです。
結局、4作とも、読み込みが楽しい作品を選んでいました! じっくり深掘りタイプの本を読む時期だったようです。沼がたくさん見つかって豊作でしたね。
以下、ジャンル別に追っていきましょう。
漫画
『呪術廻戦(1)』芥見下々 集英社
『大家さんと僕』矢部太郎 新潮社
『大家さんと僕 これから』矢部太郎 新潮社
『ハクメイとミコチ ワールドガイド 足下の歩き方』樫木祐人 KADOKAWA
小説
新書
その他
『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 幻冬舎
『初心者からプロまで一生使える 伝わる文章の基本』高橋廣敏 総合法令出版
実は7月に2冊の小説を読み終わっています。
でも、半年分読んでのベスト本を選んで語って本稿は完結しているので、その2冊は年末にお伝えします。お楽しみに。