ぐらにん。のひとりがたり

読書などの感想・記録をしてます~

2021年前半読書履歴

半年ごと恒例のまとめです。

先日掲載したところ、投稿日がおかしくなっていたので、改めて載せます。

 

今期は漫画が少なく、小説や新書をがっつり読んでました。合計冊数は22冊と少ないですが、内容は濃厚です。

 

今期の推し本4冊です。

進撃の巨人(34)』諫山創

ラッシュライフ伊坂幸太郎

『点と線』松本清張

ハクメイとミコチ ワールドガイド 足下の歩き方』樫木祐人

 

上3作はすべて伏線回収が素晴らしい作品です。3作とも、うまく繋がっていくのに気づいてしまうと快感が止まらない。トンデモ作品です。どうしたらこんな作品が書けるのか。恐ろしいほどに構築されているので、ページを戻るのが楽しい。特に小説2作は紙書籍で読むのがおすすめ。

3作とも、この先の読書人生でも「この本トンデモ作品だったなぁ」と間違いなく思い続けるものたち。

 

ハクミコ副読本は6巻までのエピソードが入っているので、6巻を読めたついでに読んだら濃厚でした。細かい世界観の設定が丁寧に書かれているので、ついつい既に読んだ巻を読み直し始める始末… 飯テロシーンの再現だけでなく、衣装構造、町や国の世界観設定、などなど生活が見えるから楽しいです。

 

結局、4作とも、読み込みが楽しい作品を選んでいました! じっくり深掘りタイプの本を読む時期だったようです。沼がたくさん見つかって豊作でしたね。

 

以下、ジャンル別に追っていきましょう。

 

漫画

ゴールデンカムイ(17)』野田サトル 集英社

『呪術廻戦(1)』芥見下々 集英社

進撃の巨人(1),(33)-(34)』諫山創 講談社

はたらく細胞(1),(6)』清水茜 講談社

聖☆おにいさん(19)』中村光 講談社

『恋じゃないなら名前をつけて(1)』篠丸のどか 講談社

『大家さんと僕』矢部太郎 新潮社

『大家さんと僕 これから』矢部太郎 新潮社

ハクメイとミコチ(6)』樫木祐人 KADOKAWA

ハクメイとミコチ ワールドガイド 足下の歩き方』樫木祐人 KADOKAWA

 

小説

ラッシュライフ伊坂幸太郎 新潮社

『ターン』北村薫 新潮文庫

『点と線』松本清張 新潮文庫

『格闘する者に◯』三浦しをん 新潮文庫

 

坊っちゃん夏目漱石

 

新書

『人類5000年史Ⅱ』出口治明 ちくま新書

『人類5000年史Ⅲ』出口治明 ちくま新書

『たちどまって考える』ヤマザキマリ 中公新書ラクレ

 

その他

『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 幻冬舎

『初心者からプロまで一生使える 伝わる文章の基本』高橋廣敏 総合法令出版

 

実は7月に2冊の小説を読み終わっています。

でも、半年分読んでのベスト本を選んで語って本稿は完結しているので、その2冊は年末にお伝えします。お楽しみに。