ぐらにん。のひとりがたり

読書などの感想・記録をしてます~ 小説・マンガ・アニメ・ゲームなど

4月に読んだ本2024

先月読んだ本のまとめです。 それぞれの感想をネタバレ少なめで書いてあります。読んだ分、感想まとめに手間取りました。気になったものに目を留めていただけたらと。 書影は省略します。

先月一番のハイライトは

宝石の国』の完結

ですね〜 11巻以降を怖くて読めていなかったので、これを期に最後まで追うことができました。 結論、最後まで読めてよかったです。 持ってなかった11,12巻を買い、図説まで買って、もうあとは最後の巻?を待つのみ。 紙書籍で何度も読み直したい。 というより、紙書籍が手元にあったおかげで、複数の巻を反復横跳びしながら読めてよかった。 ので、『宝石の国』は紙書籍を手元に置くことおすすめします キャラ紹介とおまけ漫画とカバー下も見てほしい。

と、宝石だけで話が尽きないですが、読了本まとめ、いきます。読了順に20冊。そのうち10冊は再読だけど。今月はいっぱい。

有頂天家族

森見登美彦 幻冬舎文庫 →言わずと知れた狸の物語。  実は積んでいたが、うっかり波に乗って読み終わってしまった。次に何が起きるやらてんでわからないから、ついつい読んでしまう。実に阿呆の血からしむところの狸の日常、かと思いきや、終盤に向けて話は大きく動き、そうきたか!!と。とっても楽しかった。続編も読みたいし、アニメも見てみようと思った。海星がすきです。

『1人で100人分の成果を出す 軍師の戦略』

皆木和義 クロスメディアパブリッシング →軍師について詳しく知りたいな〜と思って(きっかけは『黒牢城』)読んだ。戦国の軍師、名前は聞いたことあるけど知らないな〜という人が多くて勉強になった。筆者のビジネスの視点での解釈が興味深い。それぞれの軍師の戦略には、生きてきた環境や学びによる信念が根底にあるように思えた。

『稚心を去る 一流とそれ以外の差はどこにあるのか』

栗山英樹 ワニブックス →栗山さんの本は数冊振れているものの、この本は監督1000試合達成の節目もあり、ファイターズの監督7シーズン目を終えた振り返りの面が大きい(10年間監督を務めた)。僭越ながら追えてないシーズンがあるので個人的には読めてよかった。ファイターズを通して感じること、を中心の書なので、ファイターズファンの方が読みやすいと思う。選手やチームカラーを知っているのでより興味深く読めた。 ちなみに、一般の方は『栗山ノート』『栗山魂』がより手に取りやすい中身なのでおすすめ。

『烏に単は似合わない』

阿部智里 文春文庫 →アニメ原作がこっちだと思って読んだ、シリーズ1作目。2/3くらいは土日でイッキ読みして気づいたら読み終わっていた。続きが気になりすぎて困った。とんでもないシリーズに手を出した。姫君がみんな魅力的で、でもそれぞれに背負うものや思うところがあったりして、彼女たちの姿を追うだけでも十分なくらいおもしろいのに!のに!そこで話が収まらないのがすごい。 読んでください。 そしてアニメは次作が原作だったと気づいて、どのみち読むつもりだからと開き直った。現在着手中。

『Aoyama Flower Market BOOK』

Aoyama Flower Market PARCO出版

『Aoyama Flower Market GREEN&FLOWER』

Aoyama Flower Market PARCO出版 →たまたま図書館で見かけたシリーズ2冊。青山フラワーマーケットがおすすめの、お花やグリーンとの暮らし。フラワーベース(生ける器)とお花とグリーンの組み方で、こんなに楽しめるんだ!と、素敵なレシピの数々に驚嘆。季節でこんなに楽しみ方の広がりがあるんだな、とか、こんなに自由にお手頃価格から楽しめるんだ、とか、ひとつひとつじっくり見てしまった。『GREEN&FLOWER』はより応用的で、グリーンをどう楽しめるかが見られる。お花を置く場所がリビングなら、キッチンなら、季節と価格帯はこんな感じ、といったシーンごとの選びの楽しみがわかる。 個人的には、配色のバランスも見てて楽しかった。

宝石の国(1)-(11),(12)特装版』

市川春子 講談社 →「いつか改めて頭から読もう」と思っていた。ついにその時が来た。10巻までは2周目。頭から最後(最終話)まで読んで正解だった。でも私はまだ読みが浅いので、いろんな感想や考察を漁って深めたい。

『図説 宝石の国

市川春子 講談社 →せっかく最後まで読んで、「図説もおすすめ」と見たので、ついつい購入。これが発売当時に悲鳴の上がった11巻特典か(この阿鼻叫喚の噂で読むのを躊躇ったともいう)。本編最後まで読んでから触れた今だから気楽に読めるのだろう。でもこれを読んでいるかで、本編の見え方がまたがらっと変わってしまうな。頭から読もうと思った。何周したら気が済むのか。いつまでも済まないと思う。

聖☆おにいさん(21)』

中村光 講談社 →新刊だ!! 毎年の楽しみ。最近の聖人の暮らしがわかる! トレンドについていってるのがまた愛せる。日々のアプデがあるから何年経っても最新話がおもしろい。元ネタをもう少し調べて読もうと思ったとこもいっぱいあった(元ネタの四門出遊は後で知りました)。奥が深い。見慣れてしまったけど、本来は価値観が全然違うはずの二人だったんだよな…と久々に改めて思ったのだった。

次のひと月は積読本を減らせるといいなあと思います。最近減らした分、調子に乗って本増やしたので…

ではまた