更新がしばらく滞っていました。
個人的な話は避けたかったのですが、今回はやむを得ないので書きます。
突然、親の介護が始まっててんやわんやだったので、現時点で気づいた初心者の感想を共有したいと思います。個人的メモです。
以下、項目ごとに感想を。
足元は歩く妨げがないか
私の家はごちゃごちゃしているので、まずは歩行に余裕ができるように片付けから始めました。
扉の開閉が十分にできることもポイントです。
あと、手を置けるところは多い方がいい。手すりの大事さがよくわかった
この先在宅介護を考える場合、ケアマネージャーさんやヘルパーさんなどが出入りしてもいいように準備するのもいいでしょう。
体の移動は、手を引いてあげたり、腰を支えたり、自然な動作を妨げないようにフォローする
服は脱ぎ着しやすいか
伸縮性、サイズの余裕(大きめの方が脱ぎ着しやすい)、生地の軽さ、着心地のストレスが少ないか
着替えもですが、トイレでの着脱に大きく影響します。
親だとしても他者の服は選ぶのに苦戦するので、介護が始まる前に好みの確認はいいと思います。
でも、機能性重視のシンプルな服ばかりになるのも考えもので、たまにはおしゃれ着もあると気分が変わるとか。出かける時の上着とかならアレンジが利かせられるかなぁと。
床ずれはなかなか治りにくいので、予防が大事
皮膚科の効果のある薬でも時間がかかっています。あと、痛いところを避けて過ごすので、床ずれの位置がさらにずれます。
患部が寝具に接地しないように浮かせるのが大切なようです
なんでもかんでも介護者がフォローするのではなく、できることが増えるような補助にする
できることが増える方が本人の精神的にも達成感があるかなと思います。できたことは小さなことでも褒められると尚Good
できないことを責めすぎない
介護が必要な状態ならば失敗してしまうことはあるもの。そんなもんか~しゃあないな~くらいに思えたらベストですが、介護者もみんなスペシャリストではないので、介護者自身の失敗も自分を責めなくて大丈夫です。
介護が始まった時に一番ショックを受けているのは被介護者自身だったりするので…
でも「それはだめだよ」ってことがあればちゃんと伝えた方がいいです。すべて我慢するんでないぞ。
介護者自身の心身は大事にする
どうしても慣れないことが多かったり、不測の事態への対応があったりするので、追い詰められやすいはず。イライラは自然なこと。
1日中、気を張って過ごすよりも、何かあった時のために休むことも大事。寝不足とか過度のストレスとか、残念ながら普通に起きます。介護うつ、起きるよ。それは無茶するのもほどほどにってサインだから。一人で抱えこみすぎちゃいけないよ。
趣味ができなくなる場合は、ストレス発散系のリフレッシュ方法を複数あるといいかと。
私の場合は断捨離とシャワーです
介護者が複数いる場合は情報共有が大事
訪問介護の連絡ノートみたいなもので、文章で残すことをおすすめします
被介護者の体調は介護者には理解が難しいことも多いので、意思疎通ができるうち(認知症が進む前)から、体調の変化の特徴は聞いてメモしましょう。覚えたつもりでも忙しさで忘れて対応できなくなったりするので、メモは大事。
とはいえ、被介護者が嘆いたりひどいこと言ったりする場合はうまくスルーしましょう。
とはいえ、介護はプロに頼めるならそれに越したことはないのです。アマには技術的に限度があって当たり前です。いろんなサービスの利用を考えるためにも、早めの貯蓄はおすすめします。
あと、これは重い話なのですが、介護が2世代分とかやってくることって、あります。だから、祖父母の代の介護の情報も共有できると一番いいんですけどね… これがまた難しい…
そんなとこでしょうか。
また追記する気がします。
とにかく、想像以上に早い年齢で介護者の仲間入りをしてしまって参っていて、一般的な介護段階とも状況は違うのですが、何か介護関係の情報をいただけたらよろしくお願いいたします。
みんなも色々と調べておくといいよ!的な話でした。